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実務研修制度の意義

遊漁船業務主任者と海に出て現場で学ぶ

遊漁船はお客様(遊漁者)を船に有償業務として乗せて、良好な漁場に案内し安全にレジャーを楽しんでいただく サービスの提供者です。
なおかつ、海域の漁場を守り関係者との良好な関係も維持する役割と責任を持つことが法律で義務付けられています。

自分が漁をする漁師や、自船を操縦して自分たちが楽しむレジャーとは異なり、第三者に役務を提供するわけですから、 安全管理はもとより遊漁者や関係者の利益も考慮する必要があります。
そのために、様々な知識や約束事を理解しなければ運行できません。
幅広い知識や経験を、遊漁船業務主任者から現場で直接指導を受けることが大事なのです。

30日間で1日5時間以上の実務体験研修は、 プロとして役務を提供するための基本手順を実践で積み上げる重要な体験機会となります。

30日(1日5時間以上)の実務研修(体験研修)で習得すべき内容

運用で求められる技能と知識の基本

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知識と技能
遊漁船業務を行う「遊漁船業務主任者」には大きく3つの知識・技能が求められます。
・安全に小型船舶運航を行う操縦能力
・海域環境と漁場を理解したうえでサービスを展開するプロ意識
・法令に基づく業務運用上の手続きの理解 です。

運用項目
遊漁船業法に挙げられている具体的な項目を挙げておきましょう。
・遊漁船業法の3つの目的「利用者の安全確保」「利用者の利益の確保」「漁場の安定的な利用関係の確保」
・業務範囲「船舶」「磯・瀬渡し」「潮干狩り渡し」「いかだ渡し」など業務範囲の理解
さらに、
・登録制度の理解(都道府県知事の登録制度の趣旨の理解と有効期間5年の確認)
・損害賠償保険または共済への加入義務の確認
・乗船者への安全や環境に配慮したマナーの指導
・不用意な道糸の扱いによるケガのない釣りを楽しむための基本的な知識
・業務規程の作成や届け出義務など対処方法や漁場の適正利用に関する事項の確認
・気象情報の収集義務と出航判断
・利用者名簿の記載や据え置きの義務、漁場の位置の特定など運行管理業務
・採捕規制内容の周知義務の確認
・標識(遊漁船漁業者登録票)の表示義務

営業所と自船に「標識」を掲示

遊漁船業務主任者としてスタートできる

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現場で体験して理解を深める
遊漁船業務を営むには遊漁船業務主任者としてさまざまな業務を理解する必要があります。
また、業務を開始するにはさまざまな約束事をルールに従って行い記録として残す必要があります。 こうした法令・規則・ルールを知ることが実務研修の大きな役割です。
30日間(1日5時間以上)の実務研修(体験研修)を乗り越えれば、 あとは講習の受講だけなのでスムーズに遊漁船業務主任者として登録することができます。

営業所と遊漁船に標識を掲示
自船を使って遊漁船業務を運行するイメージをしてみましょう。営業所と自船に標識を掲げたイメージです。
基本の1つが、見えやすい場所に登録票を掲示するという義務です。

遊漁船を営む場合、営業所と遊漁船に標識を掲示しなければいけません。
標識の掲示がないと登録を受けずに営業している可能性もあり、 遊漁船業法違反であると同時に利用者に対しても安心して利用していただくことが重要です。

標識は、1.小型船舶の操縦免許を取得 2.30日間の体験研修を終了後 3.講習を受けて営業する都道府県に登録すれば、 登録票が交付されます。

Team Inokuchi 参加者本位の研修プログラム

研修は「遊漁船業務主任者 光進丸船長 井口 正」の実践カリキュラムに沿って組み立てます。
業務主任者の基本である「利用者の安全」「利用者の利益」「漁場の安定利用関係の確保」に基づきます。
近くに屈しの漁場もあり、実際の遊漁船運行業務を体感しながら必要な知識とともに体験をすることができます。
実務研修内容の一例です。


 

1.ブリーフィング(出航前点検と注意項目の確認)

photo 登録標識の確認やマナー、出航前の安全対策、気象情報の確認、採捕規制内容の基本的知識を頭に入れるとともに、 安全運航に欠かせない注意事項をスケジュールとともに確認します。

 

2.見張りを含む操船方法、気象変化に応じた航海速力、夜間運航などのシミュレーションと体験

photo 遊漁船の運行は、遊漁船業法に基づいて行われます。基本は安全に運行すること。そのためには、乗客の安全を第一に考え、 操船方法はもちろん気象の変化や夜間の運行に対応するスキルが求められます。

 

3.漁場に出向き遊漁船主任者として必要な漁場の安定利用や漁業関係者とのコミュニケーション術

photo 遊漁船は漁業と違い、お客様に安全と釣果を提供するサービス業です。危険回避はもちろん、場 合によっては不特定多数が乗船する運行時に窮屈な思いをすることなく過ごしてもらう配慮も必要です。

 

4.プロの遊漁船主任者としての自立心と責任の自覚につながる実体験研修

photo 遊漁船業務主任者は、船長を兼ねる場合がほとんどといって良いでしょう。つまり、海に出ればすべて の責任を自分で負う責任が生まれます。技術面も含めたサービス提供者としての自覚が求められます。

 

5.必要に応じて現場で遊漁船業法の意義やポイントと必須事項を確認

photo 本実務研修は和やかに指導者と共同作業でカリキュラムが進行しますが、遊びではありません。対応力をつけるために 現場で的確な指導や助言を行います。すべては安全運航とサービス精神につながるはずです。

 

Team Inokuchiの実務研修(体験研修)プラン

ハードルの高い30日間の実務研修をスムーズに!

10日間の実務研修とは、遊漁船業務を行う上で必要な幅広い知識を実際に体験しながら習得するために行われます。 そのため、これまで実際に責任者として遊漁船に乗務したことがある、あるいは30日間(1日5時間以上)の体験を通した実務研修が必要です。プロとしての技量を確認する意味でも必要な経験であることは言うまでもありません。

フリープログラムも可能なTeam Inokuchiの実務研修プラン

そこで一般人でも遊漁船主任者になる近道として設けられているのが、「2.実務経験か実務研修の受講」です。
ただし、遊漁船業務主任者の乗船する船舶に乗船して実務を学ぶ「30日(1日5時間以上)」の実務研修は必須です。
この研修は最寄の小型船舶事業を行う企業でも行われていますが、多くは、主催者側によってあらかじめ日程が決められます。 複数人を同時に乗船させて体験研修プログラムを実施するほうが、企業として利益を得られやすくなるので当然です。

しかし、遊漁船業務をすでに生業とする準備をしていないと、サラリーマンや自営業者が30日間も主催者側の決めたスケジュールで研修に参加することは難しいでしょう。 そんな不都合をできるだけ解消、受講者の希望を聞き柔軟な日程調整を組むことで多くの人に「遊漁船業務主任者」 としての道を進んでもらおうと開始したのが、Team Inokuchiの研修プログラムです。

30日間(1日5時間)研修受講者の都合に合わせた実施も可能

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1.受講者に合わせて日程を調整
一般的な遊漁船業務主任者 実務体験研修は主催者が日程を定めて参加者を募りますが、 Team Inokuchiは、可能な限り参加者のスケジュールに合わせて日程を決めます。 少人数対応なので和気あいあいとした時間のなかで必要な技能を習得できます。

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2.固定費を抑え安心の料金体系
利益を目的とする実務体験研修だと一度に複数人を対象に開催した方が有利です。 Team Inokuchの目標は「趣味と仕事の両立。係留費など固定費用を抑え、 コスケジュールに合わせて提示する個別対応でありながら 安心して参加いただける料金設定で夢を後押しします。

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3.遠方の方向け出張研修の要望も
Team Inokuchの拠点マリーナは、山口県周南市にあります。瀬戸内海沿岸地域であれば出張研修も可能です。 別途係留費や滞在費は必要となりますが、午後だけの受講など受講しやすい日程管理が実現します。

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